Photonics Foundries(フォトニクスファウンドリーズ)傘下の米国ORTEL(オーテル)社は、高性能・高品質なレーザーダイオードメーカーです。
ORTEL社の製品は、光通信、センシング、LiDAR、CATV、衛星通信等の幅広い領域をカバーしています。
また、ODMやBTP(Build to Print)にも対応していますので、ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。
1786レーザーダイオードは、光センシングシステム用のCWコヒーレント光源として使用するために開発された製品です。
1790レーザーダイオードは、温度を制御するTEC(ThermoElectric Cooler)、温度変化を検出するサーミスタおよびモニタフォトダイオードを内蔵しています。
また、本製品は、バタフライパッケージに収められており、ダブル光アイソレータを搭載しています。
レーザーダイオードの動作において、周波数ホッピングは望まれない動作です。
なぜなら、周波数ホッピングは、誤測定の原因となるからです。
レーザーダイオードに搭載されているアイソレータがシングルアイソレータの場合、ダブルアイソレータほど絶縁が十分ではありません。
このため、絶縁不良により、外部からの逆光がレーザーチップに入り込み、レーザー動作が不安定になる可能性がございます。
また、これらの動作が起きる原因の一つとして、周波数ホッピングが関連していると考えられています。
本製品は、ダブルアイソレータを搭載しているため、周波数ホッピングの影響が少なく、動作が安定しています。
このため、高度な設計技術が必要となるFMCW LiDAR用途のCWコヒーレント光源レーザーとしてご使用いただけます。
ORTEL社は世界クラスのレーザー技術を有しており、同社のレーザーダイオードモジュールは、高出力かつ狭い線幅特性を持ち、温度変化の影響を受けにくい製品です。
◾ Stand alone lasers, Chip on block
バタフライタイプおよびCANタイプのレーザーダイオードモジュールがございます。
◾ Chip to SiPhot
シリコンフォトニクスは、シリコンの基板上に、光源、導波路、スイッチ、変調器、受光器等を集積する技術です。
高速伝送や小型化、および省電力化が期待できることから、LiDAR等に応用されています。
ORTEL社では、単機能のレーザーモジュール製品だけでなく、同社のチップを搭載した多機能なシリコンフォトニクス光集積回路としての製品をご提供することが可能です。
◾ ODM(Original Design Manufacturing), BTP(Build to Print)
ORTEL社はODMやBTPにも対応しています。
LiDAR技術は急速に進化しており、低価格で高性能な技術開発が求められています。
ORTEL社は、同社の高い技術力および開発能力を活用し、お客様のニーズに合わせて、設計から製造までを一貫して行うことが可能です。
ODM、BTPをご要望の際は、お気軽にお問い合わせください。
◾ 様々なプロジェクトをサポート
ORTEL社は、5Gおよびbeyond 5Gをサポートする製品を展開しており、広帯域アナログレーザー技術業界において高い評価を受けています。
同社は、より高速で幅広いワイヤレスアプリケーションに対応する技術開発を継続することにコミットしており、次世代6Gネットワークリンクやシステム・サブシステムのODM、アナログからデジタルへの変換、BTP等を提供します。
また、6G DASアンテナや厳環境向けアプリケーション、アンテナのアナログ-デジタル変換等の設計にも対応しています。
ORTEL社のレーザーダイオードは、CATV市場において長い歴史がございます。
スタンドアローン型LEMLレーザー、1.8 GHzトランスミッター、1.8 GHzノードレシーバー、EDFA(エルビウム添加光ファイバ増幅器)等の設計に対応しています。
ORTEL社は防衛市場にも再注力しており、ITARに準拠しています。
次世代のOPTIVAプラットフォームや高速通信、EDFA、およびカスタムアプリケーションに対応しています。
エム・アールエフ㈱はORTEL(オーテル)社の正規代理店です。
製品に関するご質問、お見積りのご依頼等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
エム・アールエフ株式会社