方向性結合器、双方向結合器、デュアル方向性結合器のそれぞれの特長を下記にまとめました。
詳しくはこちらの資料をご覧ください。
型番 | ZCDC20-E18653+ | ZGBDC35-93HP+ | DDCH-50-13+ |
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結合器の種類 | 方向性結合器 | 双方向性結合器 | デュアル方向性結合器 |
インピーダンス | 50Ω | 50Ω | 50Ω |
周波数範囲 | 18 ~ 65 GHz | 900 ~ 9000 MHz | 20 ~ 1000 MHz |
長所 | 順方向パスの性能を最適化できる | 対称設計 | 性能は順方向パスと逆方向パスの 両方で最適化できる |
高い方向性とアイソレーション | 入力ポートと出力ポートは入れ替え可能 | より高い方向性とアイソレーションを実現できる | |
結合器の方向性は、絶縁ポートの 終端によるインピーダンス整合の 影響を強く受け、そ の終端を内部に もつことで高性能が保証される |
2 系統の伝送ラインがあり、結合ライン はメインのラインと同じように 機能する |
順方向でも逆方向でも結合が得られる | |
順方向と逆方向のカップリングがある | 一方のパスの方向性は、 もう一方のパスのミスマッチング に影響を受けない |
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システムの順方向電力と 逆方向電力の両方を 同時に監視するためにも使用できる |
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短所 | 結合は順方向パスのみで使用可能 | 双方向で良好な性能を得るために クリティカルな設計が必要 |
通常、一対の方向性結合器で構成される |
結合ラインがない | 結合器の方向性は分離ポートの 終端により左右される |
方向性結合器や双方向性結合器に 比べるとサイズが大きい |
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結合ポートから入力された電力は 内部の終端でほぼすべてが消費される ため、結合ポー トの定格電力は 入力ポートより小さくなる |
結合ラインがない (両端で接続できない) |
単方向および双方向性結合器 よりも挿入損失が大きい |
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