表面実装タイプの減衰器としては特筆すべき、30 GHzまでをカバーする製品がリリースされています。
注: 30 GHzまでに対応するRF特性を得るためには、基板にキャビティーを施し、当減衰器を埋め込み、ワイヤボンディングで実装していただく必要があります。詳細はお問い合わせください。
バリー社の減衰器(アッテネータ)は、小信号、大電力、ミリ波領域に至るまで、幅広いお客さまのニーズにお応えします。実装方法、形状、サブストレート材もさまざまなものがあります。
特に10GHz以上の高い周波数での使用をご検討の方は下記「形状別実装方法の詳細」を、ハイパワーパルスでのご使用をご検討の方は「ハイパワーパルスが用いられるシステムへの部品採用選定に役立つ情報」をご参照ください。
サイズ | 0405 ~ 3737 |
サブストレート | Al2O3(アルミナ),
AlN(窒化アルミニウム) またはBeO(酸化ベリリウム) |
減衰値 | 0 dB ~ 32 dB*1 |
公差 | ±0.25 dB*2 |
形状 | チップ、リード、フランジ |
実装方法 | ハンダリフロー、エポキシボンディング、ワイヤボンディング |
性能保証温度範囲 | -55℃ ~ +150℃ |
納入形態 | テープ&リール、ワッフルパック |
環境対応 | RoHS, Sn62 |
非磁性品対応 | あり |
*1: 減衰値性能は周波数、サブストレート材料、実装方法に依存します
*2: DC条件にて
バリー社のチップタイプ減衰器には減衰値はもちろん、下記の形状がラインナップされています。
チップタイプ「減衰器」形状バリエーション | ||
---|---|---|
形状記号 | 説明 | 図 |
AP | 本体の両端を電極が包み込む形の構造 | |
AV (AVC) | 本体の片面を電極が包み込む形の構造 | |
AK | 両側の電極が本体側面の半分程度を包む形の構造 | |
AT (ATC) | 本体の3側面を電極が包み込む形の構造 | |
AS | 本体の片面にすべての電極が配されたフリップチップ型の構造 | |
AM | ASタイプ同様のフリップチップ構造に加え、裏面の全体を放熱用金属面とし、ヒートシンクとの接触面積を最大化した構造 | |
AB | 内部回路がバランスパイ型の減衰器 |
さらに、サブストレート材料、電極材料により、ニーズにマッチしたタイプの製品を選択いただくことができます。
チップタイプ、リードタイプ、フランジタイプ、それぞれの減衰器(アッテネータ)についての商品情報は下記リンクのメーカーページをご覧ください。
表面実装タイプの減衰器としては特筆すべき、30 GHzまでをカバーする製品がリリースされています。
注: 30 GHzまでに対応するRF特性を得るためには、基板にキャビティーを施し、当減衰器を埋め込み、ワイヤボンディングで実装していただく必要があります。詳細はお問い合わせください。