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よくあるご質問 / Axzon社

◾ AZN5200

AZN5200

国際輸送で3週間ほど温度のデータログを取りたいのですが、リーダライターから電力を供給(タグを充電)する必要はありますか?

リーダライターから電力を供給(タグを充電)する必要はございません。

AZN5200は起動後、内蔵バッテリーにより自律的に動作します。バッテリーが消耗していない限り、BAPモード(Battery Assisted Passiveモード)にすることで、常にバッテリーを使って読み書き、通信を行います。

BAPモードでは、センサーの感度が6〜8 dBm向上します(約2倍の読み取り距離)。このため、読み書きが非常に安定し、パッシブモードのような不安定さはありません。

AZN5200にはプリントバッテリーが内蔵されているとのことですが、バッテリーの寿命はどれくらいですか?

AZN5200温度ロガーは、5mA、3.2Vのバッテリーを搭載しています。

記録可能回数4,096回に対し、ICが消費する電力の約1000倍の充電容量があるため、バッテリーが切れることはありません。

4,096回の記録が終了すると、ロガーは停止します。

バッテリー容量を増やすことは可能ですか?

はい。可能です。

しかしながら、ICが消費する電力の約1000倍の充電容量があるバッテリーが搭載されているため、容量を増やさなくてもバッテリー切れのご心配はございません。

メモリの情報はどれくらいの期間保持されますか?

Flashに保存される温度データの保存期間は最長100年です。その他のデータ(設定に関するデータ等)はMTPに保存され、保存期間は約20年です。*保存期間は使用環境により異なります。

温度ロガーに書き込み・読み取りをするためにRFIDリーダライターが必要ですか?

AZN5200温度ロガーは、起動後、自律的に動作するため、書き込み(温度を記録するため)にリーダライターは必要ありません。

ただし、ロガーの設定やロガーのメモリから記録された情報を読み取るためにはRFIDリーダライターが必要になります。

AZN5200を起動するためには、RFIDリーダライターが必要ですか?

リーダライターを用いた起動だけでなく、FingerSpotに触れることでもロガーを起動させることが可能です。

FingerSpotで温度記録を開始した場合、ユーザーはLEDが特定のパターンで点滅していることを確認できます。これは、ロガーが有効になり、データをロギングしていることを意味します。

AZN5200の使用温度範囲は?

-40ºC ~ +85ºCの範囲で温度を記録することが可能です。

AZN5200の測定精度は?

+/- 1.0℃(-25 ~ +85℃) 、+/- 0.5℃(30 ~ +80℃) です。

AZN5200の測定表示分解能は?

0.125℃です。

輸出時の温度記録用に検討しています。航空機搭載は可能ですか?

可能です。

AZN5200は、厳しい温度管理が求められるコールドチェーン(冷凍冷蔵)輸送にお使いいただける製品です。

ログとログの間の未記録時間帯の温度は確認できますか?また、その時間帯に急激な温度上昇・低下を示した場合、確認できますか?

AZN5200は、設定されたログ間隔の温度データのみを記録します。

ただし、RFコマンドを発行すれば温度の読み取りは可能です。

ログ間隔設定外および手動での読み取り時以外は温度データを記録しないため、この時間帯に急激な温度上昇・低下があった場合、確認はできません。これを防ぐためには、ログ間隔を短く設定してください。ログ間隔は最短1秒から最長8時間まで設定可能です。

AXN5200温度ロガータグに内蔵されているOpus IC単体の販売は可能ですか?

Opus IC単体では販売しておりません。

ログ間隔を4時間に設定すると、温度記録日数は682日間となります(温度記録可能回数が最大4,096回のため)。LEDも682日間動作するのでしょうか?

はい。LEDも682日間動作します。

搭載されているバッテリーは、ICが消費する電力の約1000倍の充電容量がございます。

このため、記録可能数が4,096回(4時間毎の場合は682日間)を超えた後でも、バッテリーが完全に消耗するまでは、LEDは動作します。

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