コールドチェーン(冷凍冷蔵物流)とは、商品が生産されてから消費者に届くまでの全工程を、一定の低温状態で管理する物流システムのことです。
主に冷蔵や冷凍を必要とする商品の品質を保持し、安全に配送するために用いられます。
コールドチェーンは、食品、医薬品、化学薬品、電子部品など、温度管理が重要なさまざまな商品に活用されています。
コールドチェーンのメリットは、品質の維持により食品の鮮度を保つことができる点や、遠隔地への販路拡大が可能になる点です。
一方で、全工程での温度管理が必要となるため、設備投資や運用コストが増加するという課題もあります。
また、コールドチェーンは医療業界においても重要で、ワクチンや輸血パックなどの品質を保つために不可欠です。
技術の進歩により、これらの商品も安全に長距離輸送することが可能になりました。
*引用、参考*
7億8,300万人が飢餓に苦しむ中、食料全体の5分の1が廃棄処分に(UN News 記事・日本語訳) | 国連広報センター (unic.or.jp)
最新の食品ロス量は523万トン、事業系では279万トンに(農林水産省)
Reducing food loss: What grocery retailers and manufacturers can do
食品ロスは、気候変動に与える影響も大きく、国際的な関心が高まっています。
>> Axzon社は、食品廃棄問題の解決に寄与することを目指しています
コールドチェーンの課題は、サプライチェーンの可視性の欠如から生じます。
なぜなら、輸送および保管中の製品のリアルタイムの場所や温度、状態を全ての関係者が把握できていないからです。
サプライヤー、顧客は、輸送中の製品の品質や安全性を確認することができません。
Axzon社は、サプライヤーと顧客にエンドツーエンドの可視性を提供することで、この問題に対応します。
Opus ICを内蔵したUHF帯RFID高機能温度ロガーです。
詳細はこちら
MagnusICは、バッテリーなしで動作するワイヤレスICです。
複数のセンサー、自動チューナー、ワイヤレストランシーバー、メモリ、暗号化機能を一つのICに統合しています。
Magnus ICは、-40°C~+125°Cまでは0.2°C以上の分解能を有し、0~80℃までを+/- 1°Cの精度で計測することが可能です。
カメレオン™型自動チューニングエンジンを搭載しており、RFインピーダンス設定を定量化してSENSOR CODEを生成します。
本製品は、温度や湿度のセンシング、ロガーのアプリケーションに最適です。
ベアリングやスイッチギア等産業用途での温度監視、建設現場での湿気検出等
Opus ICは超低消費電力ワイヤレス温度センサーであり、データロギング機能を備えています。
これにより、温度や湿度などの環境パラメータをリアルタイムで監視することが可能です。
Opus ICを搭載したピール&スティックタイプの温度データロガーは、コールドチェーンロジスティクスにおける透明性と追跡可能性を向上させることで、課題解決に寄与します。
コールドチェーン(冷凍冷蔵物流)、医療(ワクチン、血液バッグ)、農業、土木建築など多岐にわたる分野
韓国PHYCHIPS(パイチップス)社は、RFIDリーダーライター用デバイスのメーカーです。
新製品WINE7は、1W送信出力、高受信感度 (-86 dBm)、大容量メモリで、従来品より「正確に・早く・シンプルに」読み取ることが可能です。
エム・アールエフ㈱はAxzon(アクゾン)社、PHYCHIPS(パイチップス)社の正規代理店です。
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エム・アールエフ株式会社